以前は自宅でコーヒー豆を自家焙煎し、ドリップをして、コーヒーを飲んでいましたが、現在はコーヒーなどに含まれるカフェインはデメリットが多いと感じ、カフェインを含む飲み物をすべてやめました。
カフェインをやめて、睡眠は深い睡眠が増え、体調も良くなりました。
そこで、今回はカフェインを含むコーヒーをやめたことについてシェアいたします。
カフェインを含むモノ
エナジードリンクやコーヒーはカフェインを多く含んでいます。
この他にもカカオやチョコーレートの食べ物にも含まれています。
コーヒー・カフェインのデメリット
コーヒーのメリットして、眠け覚ましや疲労回復が言われていますが、それは調べてゆくと、脳がそう感じてるだけで、実際は違うということがわかってきました。
コーヒーは食品メーカー、飲食店やコンビニが扱うモノですので、メディアではデメリットの話は出てきません。
薬物で依存性がある
カフェインは化学物質で、脳を刺激する「薬物」です。
カフェインは世界で最も使用されている薬物であり、世界人口の約80%の人々が毎日カフェインの入ったモノを摂取しています。
カフェインを摂取すると眠気や疲労が取れたように感じ、気分がよくなりますが、だんだんと少量のカフェインでは効きにくくなり、カフェインの量が次第に増え、依存症に陥ってしまうのです。
また毎日、多量にカフェインを摂取していた人が急に止めると、頭痛、疲労感、眠気、心が不安定になるなどの離脱症状が出ます。
特に頭痛は多い症状で、カフェインを摂取すると脳血管を収縮させますが、やめると血管が急に拡張するので、ドクドクと頭痛がしてくるのです。
コーヒーをやめるにはまずはコーヒーよりもカフェインの少ないお茶などに切り替え、少しずつカフェインの摂取を少なくしてゆくのが良いです。
不眠になる
体が疲れると、脳内で「アデノシン」という物質が出て、これが「アデノシン受容体」と呼ばれるタンパク質と結合し、眠くなります。
カフェインはこの「アデノシン」と化学的に似ており、カフェインは「アデノシン」の邪魔をし、「アデノシン受容体」と結合してしまうため、眠くなくなるのです。
しかし、カフェインを取り続けていると、脳が体が疲れているのに眠くならないので、「アデノシン受容体」が不足していると考え、さらに「アデノシン受容体」を作るため、次第にカフェインの量を増やさないと眠気が取れなくなってゆきます。
気分が不安定になる
カフェインはアドレナリンの分泌も促します。
カフェインは中枢神経系を刺激するため、過剰に摂取すると不安や神経質になることがあります。
また過剰なカフェインの摂取は体外にカリウムやマグネシウムを排出してしまいます。
こうしたミネラルの減少が、イライラや不安、動悸急上昇を引き起こす要因の一つであると言われています。
副腎疲労
カフェインを摂取すると副腎を刺激し、アドレナリン、ノルアドレナリン、コルチゾールといったホルモンが放出されます。
これらのホルモンは血糖値を上げる、血圧を上げる、炎症を抑えるなどの働きがあり、通常はストレスを感じた時に放出し、ストレスから体を守ってくれます。
このホルモンが放出されると興奮するため、一時的に元気になったような感覚になりますが、その後に大きな疲れを感じます。
このようなカフェインがもたらす元気になったような感覚は「元気の前借り」と言われ、その後に2、3倍の疲れがやってくるのです。
それで、またカフェインを摂取したくなり、副腎はホルモンを出し続けるため、副腎が疲労してしまい、
自律神経が乱れる
身体は活動してエネルギーを消耗すると、脳内で疲労を知らせる信号でて、疲労を感じるのますが、カフェインの覚醒作用がその信号を邪魔するので身体に疲労を感じにくくさせます。
コーヒーなどを飲んで、眠気をなどを覚まし、もう一息、頑張ろうとする人も多いと思いますが、それを続けていると、自分の体の疲れに気づかず、無理をしてしまい、心身ともに疲弊してしまいます。
依存性のある砂糖・牛乳やお菓子との相性が良い
コーヒーに砂糖を入れると酸味が和らぎ、牛乳を入れると苦味(雑味)を和らげてくれるので、相性が良いですが、3つとも依存性があります。
そのため、砂糖と牛乳をいれたコーヒーが好きな人はより依存しやすく、なかなかやめることができません。
砂糖 : 摂取すると脳の中でドーパミンやセロトニン、ノルアドレナリンなどの脳内神経伝達物質が分泌されます。これらはそれ自体、もちろん危険な物ではないのですが、人に幸福感や癒やしを与える麻薬のような性質を持っています。
牛乳 : 含まれるカゼインはモルヒネ様物質のカゾモルフィンに分解され、脳内に入りこみ、脳神経細胞を刺激するため、依存性があります。
また苦いコーヒーを飲むと、どうしても甘味のあるお菓子を食べたくなる気持ちになります。
甘いお菓子にも依存性のある砂糖や食物油が含まれており、これもコーヒーと共に依存になりやすいので、注意が必要です。
健康志向の甘いお菓子にも砂糖や食物油は含まれており、コーヒーと共に甘いお菓子を一切、食べないようにすることをオススメします。
胃に負担をかける
コーヒーに含まれるカフェインには胃酸の分泌を促す働きがあり、胃酸が過剰に分泌され胃壁が傷付きやすくなります。
私もコーヒーを飲みすぎた時に、胃が気持ち悪くなった経験があります。
お金がかかる
コーヒーは嗜好品というだけありお金が掛かります。
特にカフェなどで飲むコーヒーは一杯数百円するので、高いですし、コンビニのコーヒーでも毎日、飲んでいれば、大きな出費になります。
また本格的なモノを求めると、コーヒー道具も必要になってきます。
私も以前はコーヒーミルやドリッパーを持っていましたが、飲まなくなってからはフリマで売って、手放しました。
コーヒー道具はいいモノを選ぶと、値段が高く、お金がかかる趣味になり、依存性もあるので、のめり込むとなかなか抜け出せないです。
体を冷やす
カフェインを摂取すると、血管が収縮するため、身体が冷えます。
またカフェインには利尿作用があり、尿として水分を排出することで体内の温度を下げてしまいます。
冬になるとホットコーヒーを飲む人が多いですが、身体を冷やすため、カフェインを含まない飲みモノの方が良いです。
コーヒーの代わりに飲んでいるモノ
夏に向いている飲み物
夏は麦茶を飲んでいます。
麦茶はカフェインを含まず、体を冷やしてくれるので、夏に向いてる飲み物です。
他にも柿の葉茶などは身体を冷やしてくれるので、夏にぴったりです。
冬に向いてる飲み物
冬はルイボスティーをよく飲んでいます。
他にもカモミールティー、ごぼう茶、小豆茶、黒豆茶なども身体を温めてくれるので、冬にぴったりです。
まとめ
お茶などに比べ、コーヒーのカフェインは体内に早く吸収され、カフェイン量も多いので、依存性になりやすいです。
コーヒーはなんとなく飲んでいるのがカッコよくて、良いイメージを思っていましたが、実際、調べるとデメリットの方が多いです。
現在、カフェインの摂取をやめて、疲れにくくなりました。
この機会にカフェインを減らすきっかけになれば幸いです。
この記事を読んでいただき、ありがとうございました。