私はシーリングライトをつけない生活をしています。
シーリングライトは絶対に必要なモノだと考えていましたが、一冊の本を読んで、その考えは変わりました。
アズマカナコさんの『電気代500円。贅沢な毎日』に書かれていた『昼は明るくて、夜は暗いもの。人工的に明るさを作り出せるようになってから、昼も夜も関係なくなった。』との言葉。
いつしか体を休めるための夜が休めない夜にしてしまっていることに気づきました。
シーリングライトの悪影響について
朝に光を浴びない、夜に明るいところにいることが続くと、体内リズムにどんどんズレが生じてしまい、睡眠がうまくとれなくなってしまいます。
また人は眠くなるときに、メラトニンと呼ばれるホルモンが分泌されます。
メラトニンの量が増えると眠気を覚え、少なくなると覚醒します。
メラトニンには、暗いと分泌され、明るくなると少なくなる特徴があり、夜に明るいとメラトニンの分泌が少なくます。
さらに、メラトニンには血管拡張作用があり、眠るときに血管を広げて副交感神経を優位して、リラックス状態を作り出してくれます。
そのため夜間に部屋を明るくすると、メラトニンの分泌が少なくなり、うまく寝付けなかったり、深く眠れず、疲れが取れなかったりしてしまうのです。
間接照明だけの生活
ELPA コード付きソケット
日中はカーテンをなくし、レースカーテンで日光の光を取り入れ、夜間はELPAのコード付きソケットに暖色系のライトをつけ、過ごしています。
ライトソケットのスイッチは回転式で、回すとオン、オフに切り替えられます。
パナソニック ダイヤルタイマー
また、パナソニックのダイヤルタイマーを使用して、ライトの消し忘れのないようにしています。
『切』と『入』のプラグを指すところがあり、『切』のコンセントにプラグを挿せば、電源が切れ、『入』に挿せば、電源が入ります。
ダイヤルタイマーの『切』の方にライトソケットのプラグを挿して、ダイヤルタイマーをコンセントに挿す。
そしてダイヤルタイマーを切りたい時間に合わせて回せば、ダイヤルが回って、電源が切れるようになっています。
うとうとして、寝てしまった時も、ライトの消し忘れがなく、しっかりと寝ることができます。
最後に
シーリングライトのない生活をして、感じたのは今まで、1日中、眩しい光を浴び続けていたということです。
せっかく、日中は光があるのに、カーテンを閉めて、ライトをつけ、さらに夜もライトをつけ、スマホやパソコンをする。
無駄なエネルギーを使い、体も心も休めずにいました。
夜は昼に疲れた体を休める大切な時間です。
間接照明で灯を照らし、パソコンやスマホなどの使用は避けて、ゆっくり過ごしましょう。