私は電化製品の少ない生活を送っています。
電化製品の代わりに昔ながらの道具を使用しています。
電化製品は進化し、私たちの生活を便利にさせてくれますが、購入してはまた便利なモノが現れ、私たちもより便利なモノを求めがちになります。
昔ながらの道具は壊れにくく、手に馴染んで、より温かみが出てきます。
そこで、今回は私の使用しているオススメの道具を紹介します。
棕櫚箒(しゅろほうき)
掃除機は使用せずに、山本勝之助商店の棕櫚箒を使用しています。
棕櫚箒(しゅろほうき)は棕櫚の木の幹の皮を穂先の素材に使った箒(ほうき)で、日本で古くから使われてきました。
掃除機は掃除をするたびに、本体に汚れがついていくのと、音がうるさいので少し苦手でしたが、棕櫚箒はメンテナンスも簡単で、時間を気にせずに掃除をすることができます。
ちりとりは藤倉商店の竹製ちりとりを使用しています。
ちりとり用の棕櫚箒も手軽に使えるため使用してます。
机の上のゴミを取る際も便利で、こまめに掃除できる道具です。
ステンレス鍋
炊飯器は持たずに、宮崎製作所のジオステンレス鍋を使用しています。
メーカーによると、3合のお米を炊くには、20cm以上の大きさの鍋が良いとのことです。
このステンレス鍋でご飯も炊けますし、他の料理にも使えるので、役立っています。
何より、炊飯器よりステンレス鍋で炊いた方が、短い時間で炊け、楽で美味しいです。
炊き方は米を研ぎ、1合につき200ccの水を入れ、中火で沸騰したら、鍋の水の全体の温度が均一になるように混ぜて、蓋をして、弱火で10分ほど炊きます。
火を止め、さらに10分ほど待ち、蒸らし、蓋を開けると、ご飯が炊けています。
ステンレス鍋で炊くと、鍋に米がくっつくイメージがある人もいますが、この炊き方をきちんとすれば、くっつくことはありません。
鍋でごはんを炊くときは焦がさないために、タイマーで時間を測ることをお勧めします。
おひつ
一度に3合分のご飯を炊くのですが、半分はおひつに入れて、保存しています。
使用しているおひつは現在、農業をしている奈良県明日香村の隣町の高取町にあるダイワ産業さんが作られています。
以前に陶器製のおひつを使用していたこともあったのですが、お米が硬くなることが多かったので、木製を使用するようになりました。
また炊飯器の保温機能もご飯が黄色く変色し、味が落ちやすいですが、木製のおひつはご飯の状態に併せ、吸湿、放湿するので、ご飯の水分とおいしさを保ってくれます。
トタンたらい
洗濯機の洗濯槽の裏側にカビが溜まり、その処理が嫌で、トタンたらいを使用しています。
基本的には足踏み洗いをし、汚れがひどいモノは洗濯板で手洗いをしています。
湯たんぽ
肌寒いときに暖房の使用を減らすために、湯たんぽを使用しています。
また冬の農作業などの外出時に持っていくと体を温めてくれます。