生活や今やるべきことよりもネットやスマホを優先してしまう。食事中や友人と話すときも片手にはスマホがある。
私も実際、多くの時間をネットやスマホに費やし、本当に大切な時間を失っていました。
ネットやスマホの麻薬以上に中毒性があるとも言われており、自分できちんと制御できないと、無意識にパソコンやスマホに向かってしまうようになります。
ネット・スマホに自分の人生を奪われず、自分の人生が主役になるように、私が行っているネット・スマホ依存から脱却できる方法をシェアします。
無制限プランから程よいデータ容量のプランに契約を変更
私はかつて無制限のモバイルWifiを使用していましたが、容量を気にせずに使用できるので、インターネットを使用する時間を増えてしまっていました。
それを防ぐためにahamoの20GBプライを契約し、使いすぎないようにしています。
たまにネットを繋げて、仕事をしないといけない時があり、その時は20GBの容量を大きく使ってしまうので、povoの24時間使い放題プランを使用しています。
20GBの容量はちょうどよく、無駄なことにネットを使用しなくなりましたし、通信量も無制限プランを契約しているときよりも下がりました。
スマホの代替品を使用する
スマホ一台でなんでも出来てしまうため、何かの拍子にスマホを触れたら、そのまま長い時間、触ってしまいます。
例えばスマホのアラームで目覚めた際に、寝転んだままネットやSNSを見たりして、なかなか起き上がれない。
時間を見ただけなのに、来ていた通知やSNSが気になって見てしまい、時間を浪費してしまう。
そのため、スマホの機能だけに頼るのを辞め、他の代替品を使用し、触れる機会を減らし、スマホに触らないことがとても重要です。
私が行っているのは、下記です。
・電話→ガラケー
スマホでは無く、ガラケーに電話がかかってくるようにしています。
・音楽→ウォークマン
最近、音楽は全く聞かなくなったのですが、人生にためになる話、元気づけられる話や環境音などを聞いています。
・時計→腕時計
腕につけることはないのですが、カバンに入れ、必要な時、時間を確かめられるようにしています。
高級時計には全く興味がなく、1,000円以下の腕時計を一つしか持ちません。
・読書→キンドル
購入するか迷いましたが、紙の本はスペースを取るので、kindleを使用しています。
スマホのkindleアプリもありますが、スマホに触れる機会を減らすのと、スマホの画面は明るく、目を疲れさせるので、使用しないようにアプリも入れていません。
・アラーム→目覚まし時計
スマホを目覚ましにすると、起きて、すぐにスマホを触ってしまい、なかなか次の行動に移せないので、使用していません。
・カメラ→デジタルカメラ
最近のスマホのカメラは性能が上がり、綺麗ですが、必要ない限り使用しないようにしています。
一眼のレジカメを使用することで、カメラの腕も上がるので、良いと思います。
・スマホ決済→財布
基本は現金払い。スマホ決済は楽だけど、スマホに時間を奪われていたら、意味がありません。
・メモアプリ・タイピング→ノートに書く
ノートに書く時と自分の考えがまとまるため、オススメ。
スマホが無くても、日常生活はほとんど困らないです。
本当に必要に迫られる時は、仕事の時や知らない場所に行く際にグーグルマップを使うのと電車に乗る際の乗り換え案内ぐらいだと思います。
使用するSNSを絞る
SNSは承認欲求ではなく、食欲、睡眠欲よりも強い生存本能を刺激します。
人間は狩猟時代に集団で生活をし、生存率を高めるために狩猟能力が高い者同士でグループを組み、能力が低い者は足でまといになるために、排除し、命まで奪っていたそうです。
その生存本能が現在もSNSでの自分は素敵と思ってもらうような投稿や自分の方が上の立場であると誹謗中傷で相手を下げる行為に繋がっているのです。
また、SNSにはカジノのスロットマシンの原理が用いられいて、画面をスクロールしていると、好きな写真や動画が自分の注意を引き、少量のドーパミンが脳の快楽中枢を刺激し、スクロールを続けなくなってしまうようです。
SNSにはさまざまな依存させる仕組みができており、できる限り使用しない選択をした方が、現実の時間を充実したものにできるはずです。
私はかつてX(旧Twitter)、LINE、instagram、facebookなど複数、使用していましが、SNSはX(旧Twitter)とinstagramのみにして、誰もフォローせず、日々の出来事や自分の考えを投稿するようにしています。
フォロワーやいいねの数も気にせずに使用できており、使用するのは投稿する時のみです。
instagramは写真をおしゃれに撮って、加工して、盛って見せて、偽りの自分や生活をアピールしているような気持ちになります。
『インスタ映え』という名の通り、写真を撮るために、旅行や外食に行ったり、高価なモノを買ったり、普段、作らないような凝った料理をする人もいます。
投稿されている写真は切り取られたモノで、現実とはまったく違うということを認識することが大切です。
どうしてもSNSをやめれない人は一度、アプリを削除し、SNSに触れない時間を楽しんでほしいです。
ネット制限アプリ・ソフトを利用する
私のパソコンはAppleのMacbookですが、1Forcusというアプリを使用しています。
このアプリは閲覧サイトの制限ができ、時間帯別でも設定できます。
スマホを持たないで出かける・スマホを置いて帰る
最初に述べたスマホの代替品があるため、何も不安なく、スマホを置いて外に出かけられています。
また時々、帰宅してからスマホに触れないように、車にスマホを置いて帰ったり、ポストにスマホを入れて、南京錠で閉めたりして、デジタルデトックスで体を休めています。
最近はタイムロッキングコンテナというスマホを指定した時間触れられないようにするモノもあります。
もしスマホがないと不安だというなら、それはスマホに支配されていると考えた方が良いでしょう。
本来はスマホが無い生活の方が、物事に集中できたり、リラックスもできます。
スマホが無い時間を楽しみましょう。
スマホアプリを入れない・パソコン・スマホに触れにくい工夫をする
スマホのアプリは日常に必要なものしか入れていません。
GoogleMap、路線検索、SMS、メール、メルカリ、キャッシュ、カメラなどのアプリのみです。
SNSのアプリも何も入れず、Twitterで投稿したい時は、自然に文章を考えて、パソコンから投稿しています。
また音楽やKindleなどの娯楽のアプリも先ほども述べたように、スマホで賄わず、ウォークマンやKindleタブレットを使用しているので、必要ありません。
また画面のアプリの配置もすぐに触れないように、工夫しています。
私はiphoneを使用していますが、最初の画面には何も配置せず、横にスワイプしないといけないようにしています。
また1ページに数個のアプリしか入れないようにして、面倒にすることで、本来の目的ではないアプリに触れないようにしています。
またスマホやパソコンを使用しない時は電源を切り、ケースに入れたり、すぐに手に届かない離れたところに置いて、使用する時に使用すると意識つけることが大切です。
サブスク・メールマガジンを解約する
最近はさまざまなネットの定額サービスが提供されていますが、それを利用すると、ネットと繋がるきっかけとなり、依存から抜け出せないので、不必要なモノは解約しましょう。
またメールマガジンも会員登録や買い物の時に登録されている時があります。
メールを頻繁に見るきっかけとなるため、全て解約しましょう。
ネットで調べると時は事前に何を調べるか紙に書く
なんとなくネットに繋がり、ネットサーフィンをしたり、SNSをずっと見ているときはないでしょうか?
ネットでなにか新しい情報を見たりすると、脳にドーパミンが出て、なかなかネットから抜け出せず、多くの時間を費やしてしまいます。
ネットで何かを調べるとは事前に何を調べるかまとめて、無意識にネットサーフィンをしないように意識することが大切です。
現実の世界が一番大切であることを知る
ネットの世界に浸かってしまい、現実で楽しむことを忘れてしまっているように感じます。
SNSの「いいね」のために現実とは違う姿を写したり、高い買い物をしたり、旅行をする。
友達と喋っている時や食事をしている時もスマホを離せない。
自然に触れたり、趣味を楽しむよりもネットを優先してしまう。
次第にネットの世界が現実のように思えてきて、現実を蔑ろにしてしまっているのです。